委託によりマインドの醸成やスキル習得を促進し、DX推進を担う人材を育成
1906年に創業した、総合スポーツ用品メーカーであるミズノでは、あらゆる産業においてDXが注目を集める昨今、市場や消費者、技術の変化に柔軟かつ迅速に対応・適応するため、「デジタル技術を活用し、経営やビジネスのプロセスを再構築する」というDXに関する方針を策定し、これを実現するためのデジタル人材育成を計画している。今回、ミズノがDXを通じて目指す方向性と、ディジタルグロースアカデミアのプログラムで実現するという人材・組織像が合致したことにより、ミズノがディジタルグロースアカデミアに委託し、デジタル人材育成プログラムを実施することが決定したとのことだ。
ディジタルグロースアカデミアから提供されるプログラムは、「DXマインドの醸成」、「デジタルリテラシーの習得」、「DXスキルの習得」の3段階からなる。単なる技術や知識の教育ではなく、DXに対する意識づけからスタートし、デジタルを活用したビジネス企画スキルなどの実践的学習を積み重ねることで、包括的にDXを推進するための意識やスキルを身につけることを目指すものだ。さらに、インプットとアウトプットのバランスを取るために、e-Learningとワークショップ、演習をミックスしたハイブリッド型の学習形態をとることで、学習効率を高めることができるという。
社内でのデジタル人材育成が困難な場合でも、外部へ委託することにより可能となるケースも考えられる。DXに関わる人材の不足を課題としている企業では、外部のサービスやプログラム等を利用した人材育成も、ひとつの施策として検討してみてはいかがだろうか。