自社のエンジニアに対し学びの機会を提供、トレンドに応じた人材育成へ
近年はWeb技術のトレンドが比較的短い期間で変化し、新しい技術の進歩もスピードアップしている。このような状況をふまえ、同社では「人材育成が同社の競争力に直結する」との考えのもと、スマートフォン向けのネイティブアプリを開発できるエンジニアの育成プログラムを実施するなど、時代に合わせた開発体制を構築してきた。さらに近年は、バックエンドエンジニアを育成するためのプログラム「Go Academy」を社外向けに提供するなどし、人材育成に向けた取り組みを積極的に行なっている。今回、これらの取り組みの一環として社員のスキルアップと事業の活性化、会社全体の技術力向上を目指すべく、「リスキリングセンター」を設立。第1弾として、同社のエンジニア職を対象に、データサイエンスおよび機械学習のプログラムを提供する予定だ。同センターでの取り組みを通じ、日々の業務だけでは得られない最新技術や新言語、高度専門知識習得の機会を、同社で働くエンジニアに向け提供するという。さらに、社員のキャリアアップやキャリアチェンジにつなげ、長く活躍できるよう支援したい考えだ。
日々技術が進歩する中、それに応じた人材育成の強化やリスキリングを課題としている企業も少なくないはず。社員に対し、トレンドに応じたスキル習得の機会や場の提供をすることで、その時々の変化に対応できる人材を育成できるだけでなく、そういった成長を求める優秀人材の確保にもつながるのではないだろうか。