コカ・コーラがテレワーク下の「健康経営×チームビルディング」を目的に、アプリを利用したウォーキングイベントを開催

社員の「運動」と「コミュニケーション機会」を確保

コカ・コーラ ボトラーズジャパンでは、「総合飲料企業」として社員自らが活動的かつ健康的なライフスタイルを送ることを責務とし、健康経営に取り組むべく「コカ・コーラ ボトラーズジャパン健康宣言」を発表。社員が継続的に健康増進に取り組んでいることで、去る3月には「健康経営優良法人（ホワイト500）」にも認定された。

しかし、新型コロナウイルス感染症拡大にともなう「新しい働き方」により、社内では直行直帰や在宅勤務が推奨されている。そのため、通勤や移動の機会が減少し、社員が体を動かす時間も大幅に減ったという。そこで同社は、今回の「Sawayaka ウォーク2020」の実施を決定した。

本取り組みは、「社員の健康増進」と「チームビルディングの促進」を目的としたもの。「歩いた歩数」と「目標達成率」が1日および1週間単位で表示されるアプリを、社員に貸与しているスマートフォンに配信し、ウォーキングを促すことができる仕組みだ。アプリには、歩数上位社員をランキング表示する機能や、所属部署や支店などのチーム単位で参加できる団体戦のランキングを表示する機能も備えており、コミュニケーションの活性化も期待できるという。

テレワークの推進に伴い運動不足が懸念される状況下で、社員の健康経営に力を入れたい企業もあるだろう。取り組みを社員全体に普及させるには、誰もが気軽にでき、社員のモチベーションを向上させる仕組みづくりを実践するのがポイントとなりそうだ。

※ 健康経営®は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。