約8割が「入社先の企業にテレワークの制度があったら利用したい」
働き方改革や新型コロナウイルス感染症拡大を受けて企業のテレワーク体制が進むなか、学生はテレワークに関してどのような考えを持っているのだろうか。はじめに、「入社先の企業にテレワークの制度があったら利用したいか」を聞くと、「利用したい」が50.1%、「どちらかと言えば利用したい」が29%となり、全体の79.1%が「テレワークの実施」に前向きな意向を示した。学生からは、「テレワークも含めた多様な働き方は、時代にあっていると思う」、「働き方の選択肢が多い方が長く働けそう」などの声があがった。
「入社後すぐのテレワークは不安」が6割以上。仕事の進め方やコミュニケーションを気にする声も
テレワークを積極的に取り入れたい学生が多い一方で、「入社後すぐのテレワーク実施」に関しての質問には、「不安がある」が28%、「どちらかと言えば不安がある」が38.7%という結果に。合わせて66.7%の学生が入社後すぐのテレワークに「不安がある」ことが明らかになった。学生からは、「仕事の進め方がわからないままテレワークをしても、成果があげられないと思う」、「コミュニケーションを取りづらい」、「わからないことを質問できるか不安」などの声が寄せられた。一方、少数派の意見として「テレワークに不安はない」(9.4%)または「どちらかといえば不安はない」(12%)と回答した学生も。「テレワークが当たり前であれば、最初から慣れるべき」や、「Zoomの扱いや、パソコンで作業しデータを共有することには慣れてきているから」など、オンラインネイティブらしい声もあがった。