約7割が「仕事とライフイベントの両立ができている」と実感

1つ目の質問で「家族の看護・介護」「子育て」「結婚」のいずれかを回答した人に「うまく両立できていると感じているか?」と聞くと、67%が「できている」と回答(「うまくできている」11%、「まあできている」56%)。また、両立することへのメリットや相乗効果を問う質問では「時間のやりくり、工夫が上達する」、「女性がキャリアを途切れさせないことは、将来の資金計画にもプラスになる」、「両立には夫の協力が必要なため、コミュニケーションを取り力を合わせて家事をすることができるようになった」など自身の変化に気付いたり、周囲とのコミュニケーションが改善されたという意見も挙がったようだ。

一方「できていない」と回答した人への「どうすれば両立できそうですか?」という質問では 「夫と家事をしっかり分担して、どちらかが忙しい時には助け合うことが必要」、「時短勤務や受け持っている業務の調整をする」、「家事代行など自分が苦手なことを外注する」など、家庭内や周囲の理解、協力を訴える声や外部サービスの活用を検討する人も多いことが分かった。
仕事との両立が難しいライフイベントの1位は「介護」。上司の理解、協力を求める声が多数

ライフイベントを迎える前に推奨するのは「仕事に役立つスキルを身につけておく」こと

「仕事においてライフイベントを迎える前にしておいたほうが良いことはあるか?」という質問の1位は「仕事に役立つスキルを身につけておく」で66%。次いで2位は「上司や同僚との信頼関係を築いておく」で60%、3位は「資格を取得しておく」で48%という結果であった。
仕事との両立が難しいライフイベントの1位は「介護」。上司の理解、協力を求める声が多数
仕事とライフイベントを両立していくためには、職場の上司、同僚、家族の理解を得ることや、信頼関係を築くことが必要不可欠だと考える人は多いようだ。合わせて仕事に役立つスキルの取得を行うことで、ライフイベントを迎えても安定して業務を行うことに繋がっていくと考えられるだろう。
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