急速に普及してきたダイレクト・リクルーティング
2016年11月21日(月)、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急で開催された株式会社ビズリーチ主催「ダイレクト・リクルーティング・アワード2016」表彰式の会場には、各業界の人事担当者約180 名が一堂に会しました。最初に壇上で開会の挨拶を述べたのは、同社代表取締役社長の南壮一郎氏。7年半前、2009年4月に2人の社員から同社をスタートさせたという南氏は、創業時の企画書に「プロフェッショナルの転職に選択肢と可能性を。企業に採用力を取り戻そう」とのスローガンを掲げたものの、「企業が主体的、能動的に採用活動などするわけがない。インターネットを介して即戦力人材を自ら採りに行くわけがない」と人々に言われたものだと振り返り、「ダイレクト・リクルーティングという言葉を皆さんと一緒に育ててこられたことを、非常に嬉しく思っています」と感謝の言葉を述べました。
時代が大きく変わって、現在では多くの企業が取り組み始め、注目を集めているダイレクト・リクルーティング。「優秀な人材をどんどん採りに行ける会社が、今後確実に成長していく」と強調する南氏の、次のような熱いメッセージが会場に響きます。
「人事の仕事、採用の仕事が、経営の中枢にある。採用こそが企業の成長の一番のドライバーになる。このような価値観を、今後、皆さんと一緒に世の中に広げていきたいと思っています」。