かつて痴呆症と呼ばれていた「認知症」も超高齢化社会を迎え、より大きな社会問題となっている。 認知症は、一般的には「知能が後天的に低下した状態」の意味で使われるが、医学的には知能のほかに記憶等の認知の障...
2015/06/15
自然の移ろいは途切れることがない。花が咲くことも散ることも、すべてがプログラミングされている。 人の世界も卒業の涙から新学期、新入社員の笑顔へと、季節が巡っている。 芽吹く季節に誘われて、こちらも...
2015/05/20
インターネットを検索していたら、面白そうなCNNの記事を偶然に見つけた。表題は“Why more Americans don’t travel abroad”。「なぜ、多くのアメリカ人は海外旅行をしな...
2015/05/07
企業の財務諸表を読み解くとき、どうしても一定の分析が必要となる。制度会計上の損益計算書では、「変動費」「固定費」が見えないからだ。「変動費」「固定費」への区分がされていない財務諸表では経営の舵取りは不...
2015/04/13
テニスの錦織選手の活躍はスポーツニュースにうとい自分も気になる。精悍なスポーツマンなのに、インタビューでのトロリとした話し方にぐっと親しみを感じてしまうのである。彼の着ているウエアと同じものが欲しくな...
2015/03/11
あなたは約束の時間に対して、どのような行動をとっているだろうか。約束の時間とは、仕事なら締め切り、着地点だ。 ①余裕で完了 ②一応完了 ③全力疾走でなんとかセーフ ④締め切り過ぎても相手を拝み倒してな...
2015/02/10
車を運転する人はガソリンを入れなければならない。いつ給油するかは人により違う。身近な人々の行動を分類すると次の3タイプになる。 ①一定の残量になったら満タンに給油する ②残量警告灯の赤ランプがついたら...
2015/02/09
企業の「社員研修」熱は高い。「新人研修」「管理職員研修」に加え、「メンタルヘルス研修」「パワハラ・セクハラ研修」「SNS研修」と、百花繚乱の様相を呈している。 研修の評価は難しいが、成果はどうなのだろ...
2015/02/05
国家というのは、「民」を食べさせるために経済的発展を遂げてきたと考えてもよさそうだ。日本が本格的に国家という体裁を整え始めた明治時代から今日までの産業構造の変遷を見れば、それは一目瞭然である。
2015/01/20
厚生年金・国民年金の積立金130兆円の運用を預かるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の基本ポートフォリオの見直しが、10月31日に発表された。運用対象資産に占める債券の比率を落とし、株式へシフ...
2014/12/15
9月27日の「御嶽山」の噴火によって、57名もの尊い命が失われ、未だ6名の行方不明者がおられる。唯々ご冥福をお祈りするばかりである。 近年、地震・噴火・津波など、大規模な自然災害が襲ってくることが多く...
2014/11/04
友人から“あなたはすぐ、自分の陣地へ相手をひっぱりこもうとする”、曰く、相手の話をじっくり聴かない、と言われた。紺屋の白袴か。 せっかちに話の答えを誘導してはいけない。相手は正解を求めているわけではな...
2014/10/14
平成16年の年金制度改正に併せ、年金財政に関する長期的な見通しが「財政検証」として制度化された。これは、年金制度が長きにわたって継続していくべきものであるため、5年に一度、今後100年間における年金財...
2014/09/03
ドラッカー以上の経営の神様と崇めているのが、ハーバード・ビジネス・スクールのクレイトン・クリステンセン教授である。氏は1997年の著作「イノベーションのジレンマ」によって、破壊的イノベーションの理論を...
2014/08/01
映画“利休にたずねよ”で利休と茶の湯の世界が注目を浴びた。ちょっとギトギトした海老蔵が、渋い利休をどう演じるのか興味が湧き、久しぶりに映画館に足を運んだ。史実に忠実であるかは別として、ストーリーとして...
2014/07/02
社会保障が充実した国といえば、北欧諸国、中でもスウェーデンを思いつかれるのではないだろうか。一時の民主党政権時代には、スウェーデンをモデルに年金制度改革をという議論もされていた。 税金や社会保険料が高...
2014/05/26