

仕事で調べものをするために職場に望むこととしては、「社内ツール・システム関連の整備(34.3%)」「社内の情報共有体制の整備(34.0%)」「情報収集の時間(24.3%)」という回答が上位を占めた。
今回の調査結果について、慶應義塾大学大学院経営管理研究科 特任教授の岩本隆氏は、「『生産性=付加価値÷時間』と考えることができる。生産性を高めるには、分母である時間をゼロに近づけていく必要がある」とコメントしている。
さらに、「自社のすべての業務を見直して、AIやIoT、ロボットなどの先端技術を活用した方が高い生産性を期待できる業務と、人間が担当した方が高い付加価値を生み出せる業務を見極め、最適な形で役割分担すべきだろう」とも語っている。