レバレジーズ株式会社は2018年9月、自社が運営する新卒向け就活支援サイトを利用している男女244名を対象に、「出社時間・退社時間に関するアンケート」を実施、結果を公表した。
就活中の学生に聞いた「出社時間・退社時間に関するアンケート」 6割が「入社したらギリギリ出社はなし」と回答

■同調査ではまず、「定時を過ぎてもすぐに退社できないことは離職の原因につながると思うか?」と尋ねると、結果は以下の通り。

・思う…56.2%
・特に思わない…43.8%

半数以上の学生が、定時を過ぎてすぐに帰れないことは、離職の原因に繋がると回答した。

■次に、「退社時間は定時を過ぎてから、どれくらいをイメージしているか?」と尋ねると、結果は以下の通り。(上位5位まで記載)

1位:1時間以内(42.1%)
2位:30分以内(26.8%)
3位:2時間以内(19.6%)
4位:定時(6.0%)
5位:3時間以内(3.8%)

42.1%の学生が、1時間以内で退社するイメージと回答。また、19.6%の学生は2時間以内で退社できるとイメージしており、現実的に考えている学生も多いことが伺える。

■次に、「始業時間よりどれくらい前に出社しようと考えているか?」と尋ねると、結果は以下の通り。

1位:30分前(33.6%)
2位:20分前(31.1%)
3位:10分前(23.8%)
4位:1時間前(6.6%)
5位:5分前(2.9%)


■次に、「ギリギリ出社はありか?」と尋ねると、結果は以下の通り。

・あり…36.6%
・なし…63.4%

また、同じ質問を、同社が運営している若年層向け転職サイトを利用している「社会人」の男女244名に尋ねると、結果は以下の通り。
・あり…71.4%
・なし…28.6%

現在就活中の学生では、63.4%がギリギリ出社は「なし」と回答したが、若年社会人では、71.4%がギリギリ出社は「あり」と回答。学生と社会人では、出社時間に対する意識や考え方が異なることが明らかとなった。

■最後に、「働き方改革が進んでいる企業へ入社したいと思うか?」と尋ねると、結果は以下の通り。

・思う…88.9%
・思わない…11.1%

長時間労働の解消や、高齢者の就労促進、非正規と正社員の格差是正といった働き方改革など、多様な働き方が進んでいる企業に入社を希望している学生は88.9%であった。働き方に対して重視している学生は多いことが伺える。

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