最近の労働生産性に関する専門家の研究等では、「休み明けの最初の出勤日の午前中の生産性の低さ」、「オン(業務)とオフ(休暇)の切り替えの心身両面での調整の余裕の必要」、等のいわゆる「ブルーマンデー症候群」に関する問題点や課題の指摘も散見されている。
また昨今、いわゆる“働き方改革"関連のさまざまな法制度の改革に合わせ、業務のIT化やテレワーク等の普及も進む中、業務効率化と働く人たちのワークライフバランスも、組織全体の生産性向上と両面で重視されている。
こうした背景のもと、同社は、従業員が公私ともに充実してワークライフバランスを考え、これが、企業としての一層の業務効率化や生産性向上、社員の仕事へのモチベーションの向上、社会人としての心身ともの健康管理に資するとして、月曜日の午前中を“原則休み"(営業休)とする制度の導入に踏み切った。
同社は今後も、人手不足への対応と業務効率化に関するとソリューションを提供しつつ、“働き方改革"の面で新たな取り組みや挑戦を続けていくのだという。