株式会社オウケイウェイヴは、2018年10月より、月曜日の午前中に“営業休"を導入した。これは、従業員のストレスを低減することで、より一層の業務効率化と生産性の向上を目指すことが狙いだ。
オウケイウェイヴ、月曜日の午前中に“営業休"を導入 業務効率化と従業員の心身両面の健康管理を増進

同社顧客への業務上の対応、問い合わせ対応等は、月曜日午前中も、シフト化などの工夫によってカバーするのだという。また、今回の制度導入で、従業員へは待遇上の不利益は一切生じない運用をするとしている。

最近の労働生産性に関する専門家の研究等では、「休み明けの最初の出勤日の午前中の生産性の低さ」、「オン(業務)とオフ(休暇)の切り替えの心身両面での調整の余裕の必要」、等のいわゆる「ブルーマンデー症候群」に関する問題点や課題の指摘も散見されている。

また昨今、いわゆる“働き方改革"関連のさまざまな法制度の改革に合わせ、業務のIT化やテレワーク等の普及も進む中、業務効率化と働く人たちのワークライフバランスも、組織全体の生産性向上と両面で重視されている。

こうした背景のもと、同社は、従業員が公私ともに充実してワークライフバランスを考え、これが、企業としての一層の業務効率化や生産性向上、社員の仕事へのモチベーションの向上、社会人としての心身ともの健康管理に資するとして、月曜日の午前中を“原則休み"(営業休)とする制度の導入に踏み切った。

同社は今後も、人手不足への対応と業務効率化に関するとソリューションを提供しつつ、“働き方改革"の面で新たな取り組みや挑戦を続けていくのだという。

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