26卒生が参加したサマーインターンシップは一人あたり平均「6.1社」
26卒は三省合意によるインターンシップに関する取り扱いの変更以降、2期目となる。本記事では、多くの大学3年生もしくは大学院1年生が就職活動を開始した最新の調査結果をもとに、26卒生の活動状況と企業選びに関する意識を確認する。まず、同社が「サマーインターンの参加社数」を質問したところ、「1~3社」と「4~6社」がともに30%で上位となった。全体での平均参加社数は「6.1社」となっており、「参加なし」は5%と少数派だった。
7割近い学生が“対面”のインターンシップに満足している
さらに、「サマーインターンの実施形式(対面/オンライン)による満足度」について尋ねた結果では、「対面のほうが満足度が高かった」は67%と過半数を上回った。秋・冬のインターンシップの参加予定は平均「3.4社」。約3割は「予定なし」と回答
次に、同社が「秋・冬インターンの参加予定社数」について質問したところ、「1~3社」が最多の34%だったほか、合計で7割近くが参加予定で、一人あたりの平均参加社数は「3.4社」となった。一方、「参加なし」との意向を示した人も29%と3割に迫った。約6割の26卒生が「特別な選考ルート」に期待
さらに、秋・冬のインターンシップに参加予定の人に対して「どのような目的で参加を考えているか」を質問したところ、最多は「特別な選考ルートを期待するため」(57%)となった。次点以降は、やや割合を下げて「具体的な業務内容を知るため」(37%)、「自分の適性を知るため」(36%)、「社内の雰囲気を知るため」(34%)と続いた。学生たちが早期からの採用活動に高い関心を持っていることが伺え、企業側の早期採用の動きに学生が呼応している形であることが見て取れる結果となった。