夏期インターンシップの参加社数は「2~5社」が最多。複数が主流に
2024年の夏期インターンシップを終え、参加した学生においては様々な学びや気づきがあったことだろう。ここから本格的に企業の選考に進んでいく学生たちであるが、夏期インターンを経て、志望企業や志望度の変化はあったのだろうか。はじめにi-plugが「夏期インターンシップへの参加有無」を尋ねると、「すでに参加した」(72%)、および「9月末までに参加予定」(15.5%)の合計は87.5%と、9割に迫る人が参加していることがわかった。
そこで、これらの人に「参加した、または参加予定の夏期インターンシップの企業総数」を尋ねたところ、「2~5社」が57.4%と半数を超え、最多となった。以下、「6~10社」が21.4%、「1社」が10.9%、「11~15社」が8.3%、「16社以上」が2.0%となっている。2社以上のインターンシップに参加した人がおよそ9割となっていることから、2024年の夏期インターンシップ参加社数は、複数社である学生が多いとわかった。
夏期インターンシップへの参加で「志望度が上がった」は8割にのぼる
次に同社は、「インターンシップへの参加をきっかけに志望度は変化したか?」と尋ねた。その結果、「志望度が上がった」が79.9%でほぼ8割を占め、インターンシップへの参加が志望度に対してポジティブな影響を与えている様子がうかがえた。本選考に進む決め手は「雰囲気の良さ」や「働き方のイメージができた」など
続いて、夏期インターンシップに参加した人に対し「参加した企業の中で、本選考に進もうと思った企業はあるか?」と尋ねた。すると、92.7%が「ある」と答えたという。そこで、「本選考に進もうと思った企業がある」と回答した人に、「どのような点に惹かれて選考に進もうと思ったか?」と尋ねると、最多となったのは「職場の雰囲気の良さ」で69.7%だった。以下には、「事業内容」(53.9%)、「入社後の働き方をイメージできた」(52.8%)、「自分が成長できそうだと感じた」(37.8%)などが続いている。インターンシップで企業の“雰囲気の良さ”や“働き方のイメージ”、およびその企業での“成長のイメージ”などを感じ取れたことで、より大きな魅力を見出すことができているようだ。