
“内定式実施”の連絡を受けた学生は79%。「実施しない」は2.1%に
25卒の新卒採用もいよいよ佳境を迎え、まもなく内定式のシーズンに入っていく。すでに内定承諾をして内定式に向けて気持ちを高まらせる25卒生も多いと考えられるが、今秋実施される内定式やそれに関する企業の対応について、学生たちはどのように感じているのだろうか。はじめにマイナビは、入社予定先企業をすでに決定している学生に対し、「内定式の連絡」について尋ねた。すると、「実施形式など詳細について連絡を受けている」が48.7%、「実施することは決まっているが、詳細は未定という連絡がきた」が30.3%で、「内定式実施の連絡を受けている」とした人は合計で79%と8割に迫る結果だった。
そのほか、「内定式は実施しないと連絡がきた」は2.1%、「まだ内定式についての連絡は来ていない」は17%となっている。

25卒の内定式は「対面での実施」が87.7%
次に、前問で「内定式実施の連絡を受けている」とした人に「内定式の実施形式」を尋ねたところ、「対面形式で実施される予定」が87.7%となり、多くの企業が対面での内定式を予定していることがわかった。
内定式に向けて不安なことは、社員・役員や他の内定者との“コミュニケーション”
続いて、「内定式に向けて不安なことや気がかりなこと」を尋ねたところ、「他の内定者と仲良くなれるか」が62.5%で最多となり、次いで「内定先の社員や役員とうまく話せるか」が47.5%で続いた。内定式当日に向けては、内定先の社員や同期となる他の内定者とのコミュニケーションに不安を感じている学生が多いようだ。
引っ越し等に向け「今後のスケジュールを把握したい」要望も
また、「内定式でやってほしいこと」をフリーコメントで尋ねた結果、「入社前後のスケジュールを教えてほしい」、「今後のスケジュールについて質問したい」といった要望の声が挙がっていた。これに対し同社は、「引っ越しなども想定した、新たな環境への不安からあらかじめスケジュールを把握し準備をしておきたいという気持ちがうかがえる」との見解を示している。