「インターンシップ・仕事体験参加率」は37.1%で、前月比12.7ポイント増
8月も半ばを過ぎ、就活生はそれぞれ夏季休暇中の就職活動を進めているところだろう。夏季休暇がスタートした7月末時点で、26卒生のインターンシップ・就職活動準備状況はどのようになっていたのだろうか。マイナビが実施した調査によると、「7月単月のインターンシップ・仕事体験参加率」は37.1%で、前月から14.8ポイント増加している。
夏季休暇中に時間を取りたいのは「インターンシップ・仕事体験への参加」で7割超に
「大学の夏季休暇中のインターンシップ・仕事体験として特に時間を取りたいと思っているもの」を尋ねた結果では、「インターンシップ・仕事体験への参加」が73%で最多となり、次いで「アルバイト」が60.9%となった。これらの結果に対して同社は、「8月は比較的少ない日数の参加を予定している学生が多く、短期間で効率的に企業の雰囲気や業務内容を体験できるプログラムに参加する傾向があり、夏季休暇を有効活用していきたいと考えていることが分かる」との見解を示している。
理想の就職活動スタイルは「早型・長期」が半数超に
最後に、「理想の就職活動スタイル」について尋ねた結果を見ると、最多となったのは「就職活動を早く始めて、就職先をじっくり決めたい(早型・長期)」で54.4%だった。同回答の理由に関するフリーコメントには、「自分の将来に関することは、じっくり決めて後悔のないようにしたいから」、「早く始めて内定を取って、安心をしたいのと、自分の納得いく選択ができるよう最後まで頑張りたいから」、「早く始めた方が精神的にゆとりを持ち落ち着いて就職活動することができると考えたため」などの声が挙がったという。同社は、「納得のいく就職活動ができる時間を確保することで、選択肢を吟味し、入社後のミスマッチを減らしたいという意向もあると考えられる」としている。