26卒生の7割弱が「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」に魅力を感じている
終身雇用が当たり前ではなくなりつつある今、働き手による「主体的なキャリア形成」や「成果に応じた報酬」への関心が高まっているという。そうした中、26卒の学生は企業の「給与体系」についてどのように考えているのだろうか。はじめに学情は、「『個人の成果に応じて給与が決まる給与体系』は魅力的か?」と尋ねた。すると、「魅力を感じる」が25.3%、「やや魅力を感じる」が43%となり、合計で68.3%となった。程度を問わず、「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」を魅力的と捉える人は7割弱に上るようだ。
また、「魅力を感じる」とした学生のフリーコメントでは、「成果が給与に反映される企業のほうが、モチベーション高く仕事に取り組むことができると思う」、「自分の成長を明確に感じることができそう」、「社員同士が切磋琢磨しやすく、成長性が高い会社だと感じる」といった声が寄せられたという。
「年功序列型」と比べても「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」の支持は7割に迫る
続いて同社は、「『個人の成果に応じて給与が決まる給与体系』と『年功序列型の給与体系』はどちらが魅力的か?」と尋ねている。その結果、「どちらかと言えば、個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」との回答が41.6%で最多となり、「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」の20.1%と合わせると、61.7%となった。「年功序列型の給与体系」と比べても、「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」が魅力的であるとする学生は7割に迫る結果となった。また、同回答に対するフリーコメントでは、「成果に応じて正当に評価されないと、社員の能力やスキルが最大限発揮できないと思う」、「転職が当たり前になってきているので、個人の成果を重視した方が良いと感じる」、「成果が給与に反映される会社のほうが、会社全体の生産性が向上すると思う」といった声が挙がった。