管理部門の社員が「自身の業務量の約3割」を他部門業務に充てられる制度に
ニーズウェルは、「社会有用の人材として社員を育成する」との経営規範を掲げている。また、「生産性向上による高収益化、そして残業低減、高給与、高賞与及びワークライフバランスの実現」を経営方針とし、優秀人材確保や教育に力を入れているという。こうした背景を踏まえて同社は今回、「ダブルジョブ制度」を導入した。なお、制度導入の目的には「新たな専門知識や柔軟な対応力の取得」、「自身に合ったキャリアの開発」、「モチベーションアップ」の3つをあげている。「ダブルジョブ制度」は、同社の管理部門を対象に自部門以外でも興味のある業務を経験できる制度だ。本制度では、社員本人の希望があり、かつ受け入れ先部門が受け入れ可能な状況の場合に、本人の業務量の約30%を他部門の業務に充てることができるという。同社は、制度導入を通じ、部門間の連携を強化するとともに、業務属人化からの脱却や働き方の多様化も目指していきたい考えだ。