「男性育休」を記載する求人件数は前年比で7倍以上に
「産後パパ育休(出生時育児休業)」が2022年10月に施行されることに伴って、「男性育休」への関心が高まる中、企業と働く人の間に意識のギャップはあるのだろうか。パーソルキャリアはまず、同社の転職サービスに掲載される求人の中で、「男性育休」の記載がある求人件数を調査した。すると、2021年2月以降から伸長が続き、2022年7月時点では2020年7月とで約7.4倍となった。“男性育休の取得のしやすさ”は個人・企業間で意識差が見られず
次に、「現行の育休制度」についての「取得のしやすさ」を個人・企業別に尋ねると、「取得しやすい」、「やや取得しやすい」の合計値は、個人・企業ともに57.5%と、意識の差は見られなかった。一方で、個人に育休取得意向を尋ねると、90%が「取得したい」と回答し、「取得しやすさ」とは30ポイント以上の大きな開きが見られたという。