5割以上が「現在の仕事を5年以上継続したい」との意向
2021年の税制改正により、2022年分から、役員を除く「勤続年数が5年以下の労働者」に対する退職金の計算方法が変更となる。これにより、上記の対象者は実質的に退職金が減額されることとなった。この税制改正による「退職金の減額」は、ビジネスパーソンの“働く意欲”にどのような影響を与えているのだろうか。まずJMROが、「今の仕事を5年以上続けようと思うか」と尋ねると、56.04%が「続けようと思う」と回答し、過半数が「現在の仕事を5年以上続ける」との意向を持っていることがわかった。他方で、「続けようと思わない」が17.08%、「どちらでもない」が26.88%となった。