「週休3日制等」制度運用は4割超に。うち「理由を問わず」利用可能な企業は2割弱
「多様な働き方の実現」に対する社会的なニーズが増すなか、週休3日制等に取り組む企業は増えているのだろうか。はじめに「多様な働き方を支援するための(育児、介護、高年齢除く)、休日の増加や労働時間を短縮する制度はあるか」を尋ねた。すると、「すでに制度として運用中」の法人は43.5%という結果に。また、未導入企業のなかで、「検討しているが、導入は未定」が15.2%、「検討していないが、これから検討する予定」が13%となった。また、「検討しておらず、検討の予定もない」が28.3%という結果となった。
このうち、「すでに制度として運用中」とした43.5%の法人に、「従業員に制度利用を認める事由(制約)」を尋ねると、希望があれば理由を問わず利用できる「目的は問わない」は18.2%にとどまった。全46法人で見ると、7.9%が「目的を問わず、休日増加・時短を利用できる」状況だった。