約4割が請求業務の「非効率さ」実感。最も非効率的なのは?
多方面でデジタル化が進むなか、全国のビジネスパーソンは、自社の請求業務についてどのように感じているのだろうか。はじめに、「自社の請求業務は、効率が良いと感じるか」と尋ねた。すると、「効率が良いと感じている」が7.8%、「どちらかというと効率が良いと感じている」が15.6%と、請求業務を効率的に行えていると考えているのは、合計23.4%にとどまった。
一方、「効率が悪いと感じている」は11.9%、「どちらかというと効率が悪いと感じている」は26.9%となり、非効率的だと感じているビジネスパーソンは合計38.8%いるとわかった。
約6割がリモートワーク中に出社した経験あり
続いて、「リモートワーク期間中、発注請求に関連した業務で出社した経験があるか」を尋ねた。すると、「経験がある」との回答は58.4%におよび、半数以上が出社する必要があったと判明した。約7割が「支払いや請求業務を負担に感じる」と回答
次に、「支払いや請求業務の作業負担により、ストレスを感じることがあるか」と尋ねた。すると、「毎月ストレスを感じている」が27.1%、「作業が多い月のみストレスを感じている」が42.4%に。約7割にのぼるビジネスパーソンが、何かしらのストレスを感じているとわかった。ペーパーレス化に取り組む企業は約4割。導入コストが問題か
続いて、「自社では発注や請求業務のペーパーレス化(電子化)に取り組んでいるか」と尋ねた。その結果、「取り組んでいる」が13.2%、「どちらかというと取り組んでいる」が28.4%で、合計41.6%の企業で取り組みが進んでいると判明した。一方、「取り組んでいない」は53.1%となり、紙ベースの発注請求業務が続いている企業が半数以上におよぶ結果となった。