管理職の悩み、1位は「部下の育成」。5年前よりも1割増加の傾向に
「働き方改革関連法」の施行や、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、働く環境や従業員の意識が大きく変化している。管理職に求められる役割も変化が求められる中で、今の管理職はどういった悩みを抱えているのだろうか。最初に、「管理職としての悩み」について質問した。その結果、最も多かったのは「部下の育成」で50.5%という結果に。2014年に実施した同様の調査でも「部下の育成」が管理職の悩みの1位だったことからも、状況や環境が変化してもなお、「部下の育成」は管理職の最も大きな課題であることが判明した。さらに、2014年の調査では「部下の育成」に悩みを持つ管理職の割合は約40%だったが、今回の調査では50.5%と10%増加が見られ、育成に悩む管理職は増加傾向にあることがうかがえる。