インターンシップの実施時期は「3年生の夏や秋」が増加。前年と比べ早期化か
近年、学生の就職活動が早期化する傾向にあるが、2024年卒の学生(以下、24卒)は、前年の23卒と比べてインターンシップの実施状況に変化はあったのだろうか。はじめに学情は、オンラインと対面の2形式に分けて「インターンシップの実施時期」を尋ねた。「オンライン形式」で23卒採用と比べて特に増加したのは、「3年生の7~9月」(+1.6ポイント)と「3年生の10月~11月」(+3.2ポイント)だった。一方で減少したのは、「3年生の12月~1月」(-4.2ポイント)と「3年生の2月」(-5.3ポイント)だった。
また、「対面形式」で23卒採用と比べて特に増加したのは、「3年生の7~9月」(+9.1ポイント)と「3年生の10月~11月」(+6.1ポイント)だった。一方で減少したのは、「3年生の12月~1月」(-1ポイント)と「3年生の2月」(-2.5ポイント)だった。
いずれの開催形式を見ても、24卒のインターンシップは「3年生の夏や秋」に実施した企業が増加した。一方で、「12月以降」に開催した企業の割合は減少しており、「より早い時期に学生との接点を持ちたい」という企業の意向がうかがえる結果となった。