
24卒の採用予定数は「増やす」が「減らす」の5.7倍に
新型コロナウイルス感染症拡大により、一時採用活動を中止・縮小していた企業が活動を再開するなど状況が変わってきている。はじめに、学情が「24卒の採用予定数の見通し(23卒採用と比較した変化)」を質問すると、「並(23年卒採用と同程度)」が63.7%で最多だった。他方で、「増やす」が20.7%と2割を超え、「減らす」(3.6%)の約5.7倍となっていた。
4割以上が、選考開始時期を「23卒より早める予定」と回答
続いて、同社が「23卒と比べ、24卒の選考開始時期はどうなる予定か」を尋ねると、「変更予定はない」が43%、「早める予定」が41.5%と、上位の回答が2つに分かれた。4割以上が「23卒採用より選考開始を早める」としている状況から、同社では「採用活動の早期化の傾向は、より強くなるのではないか」と推察している。
「3月の採用広報解禁前」から選考開始を予定するのは6割以上
また、「具体的な選考開始時期」を尋ねたところ、「2023年2月頃」が21.8%で最多だった。以下、「2023年1月頃」20.6%、「2023年3月頃」が20%、「2022年11~12月頃」が15.2%と続いた。「採用広報解禁」となる3月より前に選考開始を予定している企業は、計62.4%と過半数を占めた。