コロナ禍で「ライフビジョンやキャリアビジョンの変化」を実感した会社員が3割に。新たな分野の“学び直し”を始めた人も
アデコ株式会社は2022年9月20日、新型コロナウイルス流行下における“働く人のライフビジョン・キャリアビジョン”についての調査結果を発表した。調査期間は2022年8月10日~12日で、正社員として働く30代~50代の会社員1,500名から回答を得た。なお、同社は「ライフビジョン」を“どんな生き方をしたいかについての理想像”、「キャリアビジョン」を“今後の仕事や働くことについての理想像”と定義して調査を実施している。これにより、会社員として働く人々の理想像がコロナ禍でどう変化したのかが明らかとなった。
新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに「自身が理想とする生き方や働き方」が変わった人も多いようだ。それに伴い、新たな分野のスキル獲得など、「リスキリング」に取り組み始めた人もいることがわかった。キャリア観の変化について、企業側も従業員と話す機会を設け、改めて働き手のニーズを把握していく必要があるだろう。