“先輩や同期と会える機会”として、半数近くが「内定式は必要」と回答
2023年の入社を目指している就活生は、企業の内定式に必要性を感じているのだろうか。はじめにタメニーが、「内定式は必要だと思うか」を聞いている。すると、「必要だと思う」が15.2%、「どちらかと言えば必要だと思う」が30%で、合計45.2%が内定式は必要と考えていることがわかった。「必要だと思う理由」についてのフリーコメントでは、「先輩や同期と会える機会は大事だと思うのでなくさないでほしい」や「内定式は社会人としての自覚を促す意味もあって重要だと思う」、「オンライン就活で本社に行ったことない可能性もあるため、内定式で実際に働く現場を見ることができる」といった声があがった。
一方で、「どちらかと言えば必要ないと思う」が14%、「必要ないと思う」が11.6%で、合計25.6%が内定式の必要性を感じていないことが判明した。その理由については、「内定式で具体的に何をするのかわからないため、必要性についても不明」や「遠距離だと行くのが大変」、「内定式よりも研修の期間を延ばしてほしい」といった意見があった。
入社前にあった方がいいと思うイベントは「社内見学」や「懇親会」など
次に、同社が「内定後、入社前にあったらいいなと思うイベント」について複数回答で尋ねると、「社内見学」が50.4%で最多だった。以下、「同期との懇親会」が44%、「上司や先輩との懇親会」が39.2%と続いた。同社は、「採用活動のオンライン化が進む中で、学生たちはより一層、上司や先輩社員、同期と直接会うことや、実際に職場に行く、といったリアルな体験の重要性を感じているのではないか。内定式にもそういった役割を求めているようだ」と推察している。