副業経験がある20代からは「自身の成長につながっている」という声も
新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるテレワークや外出自粛で時間ができたことから、「副業」への関心を持つ人も増えているが、20代における副業経験の実態はどのようになっているのだろうか。はじめに学情は、「副業を希望する」とした20代を対象に、「副業経験の有無」を質問した。すると、「副業はしたことがない」が77.4%、「現在、副業をしている」が12.2%、「過去に副業をしたことがある」が10.4%となり、実際に副業経験がある人は約2割にとどまることがわかった。
実際に「副業をしている」とした人からは、「収入を増やすことができ、自由に使えるお金や貯金が増えた」や、「本業以外の仕事にも取り組むことで、自身がより成長できていると感じる」といったポジティブな声が寄せられた。
一方で、「終業後や休日に副業の仕事をするので、数ヵ月間休みなしで働いている。本業だけで生活できるのであれば、副業は辞めたい」や、「コロナ禍による収入減で副業をしているが、本業だけで生活できるのが理想」といった切実な意見もあった。