約7割が勤務先に「満足」と回答。希望企業や部署での業務が要因か
新型コロナウイルスの影響を受け、採用活動や企業活動が変化するのを肌で感じながら入社を迎えた2021年卒新入社員は、入社から半年を迎え、どのような意識を持っているのだろうか。はじめに、「現在の勤務先に対する満足度」を尋ねた。すると、「大変満足」が30.6%、「やや満足」が38.2%となり、合わせて68.8%が「満足」していることが判明した。
就職先決定にあたって重視した項目は「業務内容」、「給与・昇格・昇給」が最多に
続いて、「企業決定にあたって重視したこと」を尋ねた。すると、最も多かったのは「業務内容」と「給与・昇格・昇給」で、共に56.5%となった。他方で「勤務地・立地」は最も低くなり、テレワークで働き方が多様化したことに伴う意識の変化が反映される結果となった。労働時間と残業時間は多くない傾向に
また、「勤務先の月間平均労働時間」を尋ねた。すると、最も多かったのは、「160時間以上180時間未満」で38.2%に。以下、「140時間以上160時間未満」が28%、「180時間以上200時間未満」が17.7%と続いた。「月間平均残業時間」は、「20時間未満」が70.9%で最も多く、「20時間以上」は18.3%、「40時間以上」は6.5%にとどまるなど、働き方改革における長時間残業の抑制が進んでいることがうかがえる。