オンライン会議の導入などにより、4割が「従来の働き方から変化があった」と回答
新型コロナウイルス感染症対策で、政府はテレワークや時差出勤を呼びかけている。では、「働き方」は変化しているのだろうか。はじめに「コロナ禍前後を比較して、働き方に変化はあったか」を尋ねた。すると、「変化があった」と答えたのは369名中172名と、4割を超えた。また、「変化があった」と答えた人に対してその内容を複数回答で尋ねると、目立ったのは「社内の会議や打ち合わせがオンライン化した」(59.3%)や、「リモートワークやテレワークが導入された」(51.2%)などだった。
約7割が商談や発表会は「オンラインの方が良い」と感じている。その理由は
続いて、「商談や発表会をオンラインで行うようになった」と答えた172名に、「商談・発表会について、オンラインと対面を比較してどちらの方が良いか」尋ねた。すると、「オンラインの方が良い」との回答したのは、「商談」が69.4%、「発表会・記者会見」が71.4%で、約7割がオンライン実施のメリットを感じていると判明した。4割は「自社のDXは進んでいる」と実感。理由の最多は「システムの簡素化」
続いて、「勤務先のDXが進んでいるか」尋ねた。すると、「非常に進んでいる」が4.1%、「進んでいる」が10.8%、「どちらかといえば進んでいる」が26.3%で、合わせると全体の41.2%が「進んでいる」と回答した。一方で、「どちらかといえば進んでいない」、「進んでいない」、「全く進んでいない」の合計は58.8%で、企業のDX推進に対する課題はいまだ多いことがうかがえる。一方で、「DXが進んでいる」と答えた152名に対し、「どのような好影響があったか」を尋ねると、「社内システムの簡素化」が55.3%で最多となった。