8割以上が「Web面接の経験あり」。Webでの開催が一般化か
新型コロナウイルス感染症の影響下にある現在、Web(オンライン)による説明会や面接を行う企業が増えつつあるが、22卒予定者の採用活動におけるWeb面接等の実施状況はどのようになっているのだろうか。はじめに「就職活動で、Web説明会・Web面接の経験があるか」を尋ねた。すると、Web説明会については98.2%、Web面接については83.9%が「経験あり」と答え、Webを利用した就職活動経験者が多数を占めた。Webでの説明会や面接が一般化していることがうかがえる。
面接方法では、約8割が「Webの方が多い」と回答、対面はごく少数に
続いて、「Web面接と対面面接、どちらが多いか」を尋ねた。すると、「ほとんどWeb面接」が44.8%、「Web面接の方が多い」が34.1%となり、約8割の学生が「Web面接の方が多い」と回答した。一方で、「対面面接の方が多い」、「ほとんど対面面接」はともに1.8%にとどまる結果となった。6割以上がWeb面接と対面面接に違いを感じている
最後に、「Web面接と対面面接で、選考内容(面接官の質問の内容等)や対策に違いがあるか」について尋ねた。その結果、「違う」が21.8%、「やや違う」が42.5%となり、6割以上が選考内容や対策に違いを感じていることがわかった。また、フリーコメントでは「Webでの面接が本格化し、自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の内容の話し方で不安を抱いている」、「自己分析や企業研究が上手く深掘りできておらず、漠然とした不安を抱えている」、「面接が上手にできず選考に苦戦している」といった声があがった。