テレワークの導入比率は「2割未満」とした企業が大半
新型コロナウイルス感染症拡大は、多くの企業でテレワークという新たな働き方を導入するきっかけとなった。急激な労働環境の変化は、人々のメンタルヘルスにどのような影響を与えたのだろうか。まず、各企業におけるテレワーク導入比率を尋ねると、企業・産業医ともに「2割未満」とする回答が約5割を占めた。他方で、「ほぼ10割(テレワークのみ)」という回答は、企業側が12%、産業医が7%となり、「完全にテレワークのみ」という企業は多くない現状がみえた。多くの企業では、テレワークと出社勤務を併用しているようだ。