8割の学生は「直接訪問型インターンシップ」を希望するも、6月調査からは減少
採用活動のオンライン化が進むなか、インターンシップの方法もオンラインが増加している。このような状況下で、学生はオンラインによるインターンシップをどのように捉えているのだろうか。はじめに、学生に対して「訪問型インターンシップとオンラインインターンシップのどちらを希望するか」を聞いた。すると最も多かったのは「訪問型とオンラインの両方」で、30.1%となった。以下、「訪問型インターンシップ」が29.6%、「どちらかと言えば訪問型インターンシップ」が24.1%と続く。合わせて83.8%の学生が訪問型インターンシップの参加を希望しており、オンラインインターンシップよりも、訪問型インターンシップのほうが人気が高いことが判明した。
学生からは、「直接訪問のほうが、企業の雰囲気がつかみやすい」、「参加する学生同士で情報交換をしたい」などの声もあがるなど、訪問型ならではのメリットを活かしたい学生も多いようだ。
9割が「オンラインインターンシップ」への参加も希望
次に、「今後、オンラインのインターンシップがあれば参加したいか」を尋ねた。すると、90.4%が「はい」と回答しており、2020年6月調査時よりも7%増加した。オンラインによる実施にメリットを感じ、活用したいと考える学生が増加している様子がうかがえる。また、オンラインインターンシップの参加を希望する学生からは、次のような声があがった。・感染リスクなく参加が可能
・多数の企業のインターンシップに参加でき、志望業界や企業を決めるまでの情報収集に適している
・遠方からも参加しやすい
・オンラインでの就活が増えているので、慣れておきたい