働き方の異なる3つの雇用形態を用意し、柔軟性の高い組織形態へ
空はかねてより、幸せな働き方と経済的成長を両立できる社会を目指して事業を展開してきた。新型コロナの感染症拡大下では、従業員が改めて自身の働き方と向きあったという。そして今回、「個々の従業員の多様なニーズに対応できる柔軟性の高い組織」の在り方として、新たな人事制度「WIDE」を策定。「正社員中心」という固定観念を捨て、「ビジョン・ミッションへの共感」を軸とした、社員の枠組みを再定義する人事制度へと発展させた。「WIDE」における、新たな特徴は次の2点だ。1点目は、「正社員」という枠組みを改め、「ドライバー」、「コラボレーター」、「ランサー」という、働き方の異なる3つのフレームでメンバーを区分するもの。これにより、メンバー自らが希望する働き方の区分へ、雇用形態を変更することが可能になるという。
働き方改革や新型コロナの影響を受け、従来の働き方を見直す動きが広まっている。枠にとらわれず個々の価値を最大化できる組織が、今後ますます増加していくのかもしれない。