「解決すべき課題がある」と認識する管理職や経営者は約8割
採用に関与している部長以上の管理職及び経営者へ「所属する部署に解決すべき課題があるか」と質問したところ、78%が「ある」と回答。課題の内容については「業務改善・業務改革の推進」(53%)、「優秀人材の採用」(50.4%)が上位に挙がっている。「プロフェッショナル人材」の必要性が高まる
「課題解決のためにプロフェッショナル人材が必要かどうか」という問いに対して「必要だと思う」と回答した人は84.7%に上った。また、「課題解決のための人材を採用しようと試みたことがあるか」という質問に対しては「ある」と回答した人が46.3%に留まり、必要性は感じつつも採用に至っていない現実が浮き彫りとなった。自身を「プロフェッショナル人材」と認識する年収600万円以上の会社員は約5割
年収600万円以上の会社員を対象に「自分自身のことを専門的な技能を持つプロフェッショナル人材だと思うか」と聞くと、47.4%が「そう思う」と回答。その割合は年収が上がるほどに高まり、年収800 万円以上では53.2%、年収1000 万円以上では54.2%となっている。さらに、自身をプロフェッショナル人材と認識する回答者のうち38%が「実力に見合った給料を受け取っていないと思う」と回答しており、給与面の現実と理想との間でギャップがあるということが分かった。働き方を変えたい理由は「裁量を高めたい」「スキルを活かしたい」
また、自身をプロフェッショナル人材と認識している回答者のうち、80.6%が「働き方を変えたいと思ったことがある」と答えている。その理由は「収入を増やしたい」(64.9%)、「より自分の能力/資格を活かしたい」(42.7%)、「自分の裁量で仕事がしたい」(37.0%)が上位を占めており、給与面でギャップを感じつつも、より自分のスキルを活かした働き方を望む回答者が多いことが伺える。働き方の多様化へ対応すること、プロフェッショナル人材を確保することは、どの企業にとっても大きな課題となるだろう。