エージェントにオーダーする。ダイレクトリクルーティングで転職登録者にスカウトを打ちまくる。応募媒体に掲載する。
社員紹介キャンペーンを行う。知人友人に紹介を依頼する。
社長自ら、昼夜を問わず、虎視眈々と自社に欲しいと思う人に目をつけ、そう思えたら、顧客であれベンダーであれ、競合企業勤務者であれ、飲み屋で隣の席になった他人であれ(笑)、声をかけまくる。
いずれの手段も、やれるものはやったほうがよいですね。
採用力のあるトップは、まさに24時間365日リクルーターを御自ら務めていらっしゃいます。
ただし、手数だけではなかなか本当に適切な幹部を採用しきれるものではありませんし、アプローチはそれなりにしていても、なかなか自社に入社してくれるには至らないものです。
どうすればよいか?
上記はいずれも、一般業務に当てはめれば「セールス」活動に当たるものになります。
「セールス」は当然大事ですが、その前に、「マーケティング」と「商品・サービス企画(事業企画、戦略)」を設計・実施されると思います。
そう。幹部採用においても、「マーケティング」「企画」が大事なのですが、こと採用となりますと、案外この部分をしっかり詰めていないケースを我々は多々目にします。
自社にとって最適な、「欲しい幹部人材」に、効果的に出逢うためには、「セールス」活動の前に、しっかりとした「マーケティング」設計と活動、「戦略」構築が欠かせません。
幹部採用における「マーケティング」と「戦略構築」とはどのようなものか。
次回触れてみたいと思います。
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