始業時間の30分前に出社して困ることは何もありません。勤務時間中のストレスが100%軽減されるのなら、誰でもためらわずに睡眠時間を30分削るはずです。おそらく渋滞は発生しておらず、電車やバスもそれほど混んでいないでしょう。私達の多くは地下鉄や電車で通勤しますが、30分はもちろんのこと、10分でも東京の満員電車を避けることができればしめたものです。この30分の間に一日のプランを立てて優先事項を決め、誰にも邪魔されずにメールの受信箱を片付けることができます。夜のうちに届いたメッセージにきちんと返事する時間が確保でき、朝一番で新しいメールが届く前に受信箱を整理できます。落ち着いた静かなオフィスでコーヒーを楽しむという特典もついてきます。
2. スケジュール帳を持つ。
デジタルのツールによって時間の管理が脅かされる一方で、まさしくその技術によってスケジュールを守ることも可能です。デジタルカレンダーの先を考えましょう。あなたには20項目のやることリストがありますか?各項目にどれだけ時間がかかるか計算してオンラインのスケジュール帳に入力し、次の事に進む時間になるか、トイレやコーヒー、同僚とおしゃべりする5分間の休憩時間が来たら音が鳴るようにセットします。こうすれば、アラームがストップをかけるまで仕事がはかどりそうです。40-50分間集中した方がだらだらやるより効率が良いですし、席から立ってオフィスを歩いた方が肩や腰にもいいはずです。
3. 先送りしない。
インターネットほど、仕事の邪魔をするのが得意なものはありません。特にフェイスブックやツイッターなどのソーシャルネットワークサイトは手ごわい相手です。しかし、ニューヨークタイムズ紙のチャールズ・デュヒッグの新著である「習慣の力」は、生産性に対してインターネットの魔力を封じることができるとしています。秘密はネットサーフィンをする理由を認めるところにあります。頭の中をクリアにする時間が必要なら、予定に組み込んでしまえば(「スケジュール帳を持つ」を参照)、好きなウェブサイトやソーシャルメディアの閲覧を1時間でなく5分か10分に抑えることが可能です。それよりおすすめなのは外に散歩に出ることです。戻れば仕事にすぐに取りかかれます。
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