「マイナンバー」とは、住民票を有するすべての人、一人一人に、12桁の番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で、行政業務を効率化し、国民の利便性を向上し、不正給付などを防止し、公正・公平な社会を実現する社会基盤として、2016年1月から始まるシステムです。 この番号に関しては、北海道は1から始めるなどはなく、完全にランダムであるため、マイナンバーから特定の個人を推測することはできません。 マイナンバーができた背景には、少子高齢化社会の進展、急がれる社会保障の充実、消費税率の引き上げなどがあります。社会保障制度と税制の一体改革により、従来の制度では、恩恵を受けづらい低所得者層への救済が急がれます。そのためには、社会保障給付に必要なのが、国民の所得把握です。そのためにマイナンバー制度ができました。
社労士が解説する人事と労務
従業員からのマイナンバー回収着手は約8割 課題は「取り扱いのセキュリティ面」