
【部下へのフィードバック】「成長」を願う反面、「反応や伝え方」には自信なしか

そこで、「部下へのフィードバックを、ためらったことがあるか」を尋ねたところ、「ある」との回答は6割に迫ったという。その理由には、「部下の反応に対して不安があるから」、「適切な伝え方がわからなかったから」、「自分が正しいかに自信がなかったから」と、部下の反応や自身のフィードバックスキルを気にする管理職は多いことがうかがえる。
“部下へのフィードバック”にあたる管理職の本音とは? 人事評価時に「フィードバックをためらう」との声も
【25卒採用】夏インターンでは“社員や社風が魅力的”な企業が好印象に

対して、「夏インターンで志望度が下がった企業の要素」を尋ねたところ、「会社の良い面しか話さなかった」が最も多く、以下、「説明がわかりにくかった」、「社員の態度が悪かった、人柄が良くない」が続いた。これを受け同社は、「『社風』や『人柄』と比較するとプレゼンテーションの質はそこまで重要視されておらず、簡潔に話すなど基本的なプレゼーションスキルで十分だと考えられる」と推察している。
【25卒採用】夏インターンで好印象だったのは“社員や社風が魅力的”な企業。志望度が下がった企業の特徴は?
【インボイス制度】9割以上が対応に“懸念”を抱く。「業務負担増」は免れぬか

結果を発表した。大企業193社、中小企業1,301社(うち小規模企業は507社)の計1,494社を対象に、「調査時点(2023年9月時点)におけるインボイス制度の対応状況」を尋ねた。すると、「順調にできている」が6割を超え、およそ3社に2社は順調なスタートを切ったことがわかった。一方で、約3割の企業では対応に遅れが生じていることも明らかとなった。また、大企業と中小企業では、中小企業のほうが「対応が遅れている」との回答が多く、対応のスピードは企業規模によっても差があるようだ。
さらに、「調査時点および今後のインボイス制度導入にともなう懸念事項の有無」を尋ねたところ、「懸念事項あり」とした企業は91%と、9割を超えた。具体的な懸念事項を尋ねると、「業務負担の増加(他業務への影響含む)」や「社内での理解・連携不足」などが上位を占めた。
企業の「インボイス制度」対応、91%が“懸念事項あり”。「業務負担増加」や「社内の理解不足」は免れずか
6割以上が「賞与額」を理由に転職。“ボーナスの少なさ”は離職につながるか

一方で、「賞与額が高いことを理由に転職をやめたことがあるか」を尋ねると、「やめたことがある」との回答は3割だったという。
そこで、「自分の仕事に見合う理想の賞与額」を尋ねたところ、全体平均は「89.2万円」だった。しかし、「今年想定している冬の賞与額」を尋ねると、全体平均は「46.2万円」で、理想とする賞与額(平均89.2万円)とは大きく乖離していることがわかった。
“ボーナスの少なさ”が離職・転職の理由に? 6割以上が「賞与額」を理由に転職、金額は理想と現実で乖離か
【新卒年収】25卒の4割以上が「400万円以上」を望むも、実際に提示する企業は1割に満たず

そこで同社は、新卒採用を実施する企業322社を対象に、「25卒の新卒入社へ提示している平均の年間給与額(額面)」を尋ねた。その結果、「300~399万円」が約6割で最多となった。しかし、25卒生の4割以上が希望する「400万円以上」とした企業はわずかに8.7%と、1割に満たなかった。学生の希望と企業の提示額には、大きなギャップがあることが明らかとなった。