2割以上が採用計画で「経験者採用」と「新卒採用」を同割合に設定
厚労省は2021年4月より、従業員数301名以上の企業において正規雇用労働者の中途採用比率の公表を義務付けている。また、経団連は転職者などの採用においてこれまで一般的に使用されてきた「中途採用」の呼称を「経験者採用」に改める方針であり、企業における経験者採用の重要度が増していることがうかがえる。こうした中、各企業の採用計画において、経験者採用の割合はどの程度を占めているのだろうか。はじめに学情は、「今年度の採用活動における、経験者(中途)採用と新卒採用の割合」を尋ねた。すると、「経験者(中途)5:新卒5」とする回答が21.8%で最多となった。5社に1社は経験者採用と新卒採用を同割合で計画しているようだ。また、「経験者採用より、新卒採用の割合が多い」との回答は46.6%、「経験者採用の方が、新卒採用より割合が多い」との回答は31.1%だった。