“親子間での事業承継”における課題は「事前の話し合い不足」か。「親の会社を継ぐ予定」との回答は約2割に
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エヌエヌ生命保険株式会社(以下、エヌエヌ生命)は2022年5月30日、「事業承継に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2022年4月22~23日で、全国の従業員300人未満の会社経営者の息子または娘728名(20~59歳の男女)から回答を得ている。これにより、事業承継特有の課題や、事業承継に際し抱える不安などが明らかとなった。
また、回答者の属性を「息子」と「娘」に分けて回答の傾向をみたところ、「継ぐ予定」では「息子」が34.3%だったのに対し、「娘」は13.7%と、約20ポイントの差が開く結果となった。
本調査の結果について、同社は、「親と?分に話をできていないことが、突然の事業承継や、準備不足による廃業などの原因になっている」との見解を示している。親子間での事業承継を検討している企業では、経営者である親と、事業承継者である息子・娘双方の想いを知ることが、円滑な承継の第一歩になるかもしれない。
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