8割以上が既にBCPを策定も、うち半数は「見直しが必要」と回答
2011年3月に発生した東日本大震災をきっかけに、地震や津波を想定したBCPを策定した企業も多いだろう。その後の10年も豪雨や台風、新型コロナウイルス感染症拡大などの影響に見舞われ、BCPの内容強化を図った企業もあるのではないだろうか。はじめに、「現在のBCPの策定状況」を尋ねた。すると、「策定済み」が47%、「策定済みだが、見直しが必要(予定を含む)」が41%と、合計88%がBCPの策定が済んでいることがわかった。
一方で、「見直しが必要」と回答した企業からは、地震対策だけではなく、自然災害や感染症に対応する「オールハザード対策」を必要とし、「より幅広い危機に対応できるよう備えるべき」という声が多くよせられた。