「与信管理や企業調査」を定期的に行っている企業は3割未満
新型コロナウイルスの影響により、資金繰りが悪化する企業もあり、顧客の将来性を予測する信用リスク把握は重要度が増している。こうした状況のなか、企業の与信管理はどのように行われているのだろうか。はじめに、「既存顧客との取引において、リスクヘッジのために与信管理や企業調査を行っているか」と尋ねたところ、「一切行っていない」が9.1%、「ほとんど行っていない」が20.7%、「たまに行っている」が40.5%、「定期的に行っている」が27.9%となった。現状、定期的に与信管理や企業調査を実施しているという企業は、全体の3割に満たない少数派であることが判明した。