テレワークによる運動不足が問題に
2020年4月の緊急事態宣言発令以来、テレワークを導入した企業も多いだろう。通勤時間の削減により、「満員電車のストレスから解放された」、「時間に余裕ができた」というメリットもある中、外出する機会は著しく減ったといえる。テレワークの導入は、人々の運動機会や健康にどのような影響を与えているのだろうか。はじめに、「テレワーク導入前後の1日の歩数平均」を尋ねると、テレワーク開始前は「7,986歩」だったのに対し、テレワーク開始後は「2,001歩」と、約80%も減少したことがわかった。今年1月7日に再発令された緊急事態宣言により、テレワークが再び始まる企業も多いと予想され、それに伴う運動不足が再び問題になると予測できる。