freee株式会社は2020年10月21日、ITシステムの利用に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2020年9月25~29日で、従業員300名以下の中小企業(スモールビジネス)の経営者と従業員、計4,463名から回答を得た。これにより、中小企業のITシステムの導入意欲や、選定において重視したいポイントが明らかとなった。
さらに、リモートワークを実施しているという回答者に「その際のITシステムの導入意向」をヒアリングしたところ、「新たにITシステムを導入した」が24.3%、「新たにITシステムを導入検討している」が23.8%と、合計48.1%が導入もしくは導入を検討していることが判明した。
コロナ禍によるリモートワークの普及に伴い、中小企業のITシステム導入も進展したことが伺えた。デジタル化によるビジネス環境のアップデートは、今後も地域や企業規模を問わず、さらに進むと思われる。企業はIT導入補助金などの公的支援や助成金を活用しつつ、ITシステムの活用によって業務効率を高めることを視野に入れていくことが求められるだろう。
会員登録(無料)でブックマークや会員限定の記事をはじめ
資料請求やセミナー申込み等の会員限定コンテンツが無料で利用できます。
HRプロ会員の方はこちらからログインしてください。