
UIターン・地方での就職希望は3割を超え、コロナ禍初期より14.9ポイント増に
コロナ禍でテレワークが普及・定着し、「住む場所」の価値観も以前より多様化している。コロナ禍に学生生活の大半を過ごした25卒学生は、UIターンや地方への就職に対してどのように考えているのだろうか。はじめに学情は、「UIターンや地方での就職を希望するか」と尋ねた。すると、「はい」は36.7%となり、3割を超える学生がUIターンを希望していることがわかった。UIターンを希望する人の割合は、同社がコロナ禍初期の2020年6月に実施したアンケートと比較すると、14.9ポイント増加したという。一方、「いいえ」は63.3%だった。
自由回答には、「大学で都会に出て、地元の良さがわかった」、「実家の近くに住みたい」、「地元に帰って実家から通える企業に就職したい」といった声が寄せられたとのことだ。

UIターンの希望理由は「家族と暮らしたい」、「地元に貢献したい」が上位に
続いて、同社が「UIターンや地方での就職を希望する理由」を聞いたところ、「家族と一緒に暮らしたいと思うから」が44.7%で最多だった。以下、「地元に貢献する仕事をしたいと思ったから」が42.6%、「都市部よりも地方のほうが住みやすいから」が36.2%で続いた。
UIターンで希望する勤務地は「出身の都道府県」が7割を超え最多に
最後に同社は、「UIターンで希望する勤務地」を尋ねた。すると、「出身の都道府県」が72.3%で最も多かった。以降、「出身の都道府県に近く、求人の多い県」が36.2%、「魅力的な求人のある地域」と「首都圏へのアクセスが良い地域」が同率(19.1%)で続いた。