6割以上が「リモートワーク派」
新型コロナウイルス感染症の拡大により、急遽リモートワークを行ったビジネスパーソンも多いだろう。はじめに、「リモートワークとオフィスワークのどちらがいいか」を尋ねた。すると、「リモートワーク」との回答は32.5%、「どちらかというとリモートワーク」が34.9%と、合わせて67.4%が「リモートワークの方がいい」と感じていることが明らかとなった。オフィスワークのムダは、「通勤時間」や「会議・朝礼」
続いて、リモートワークで実感した「オフィスワークでムダだと思うこと」について尋ねると、最も多かった回答は「通勤時間」が664人と、全体の6割以上を占めた。次いで、「会議・朝礼」が456人、「雑談」が89人、「紙の資料」が82人という結果になった。回答者からは、「通勤時間がない分を家事や趣味にあてられた」、「会議のために出社する時間や費用がなくなった」、「紙の資料を印刷しなくても、メールやファイルでのやり取りでどうにかなった」などの声が挙げられた。
オフィスワークのメリットは「スムーズなコミュニケーション」
最後に、「リモートワークを経験したからこそ気づいたオフィスワークのメリット」を尋ねた。その結果、「コミュニケーションがスムーズにとれる」が657人と、圧倒的に多かった。次に、「オン・オフの切り替えができる」が160人、「仕事の環境が整っている」が153人と続いた。回答者から多く聞かれたのは、「すぐに質問や相談をして解決できることから、仕事がスムーズに進む」という声だ。4位の「息抜き・気分転換になる」や、5位の「連帯感が生まれる・励みになる」も、対面でのコミュニケーションがあるオフィスワークのメリットといえるだろう。対面でのコミュニケーションは、相手の思いや理解度が伝わりやすく、誤解が生まれにくいという良さが大きいようだ。