
「職場がゆるい」と感じる20代は4割に迫る
かねてより「ブラック企業」が問題視されているが、昨今では「職場がホワイトすぎる」、「仕事を通して成長実感を得られない」など、“職場のゆるさ”を理由に転職を検討する若手が増えつつあるという。20代の社会人は、どのような理由から職場を「ゆるい」と感じるのだろうか。はじめに学情は、「仕事において、職場が『ゆるい』と感じることはあるか」を尋ねた。すると、「ゆるいと感じる」は14.8%、「どちらかといえばゆるいと感じる」は24.6%で、合計39.4%だった。
自由回答には、「ルーティーン業務ばかりで、なかなか成長できないと感じる」、「数字へのコミットが重視されておらず、成果を上げても上げなくても評価が変わらない」などの声があがったという。
一方、「ゆるいと感じない」人の合計は32.7%(ゆるいと感じない:14.5%、どちらかと言えばゆるいと感じない:18.2%)だった。

“ゆるい”と感じる理由の上位は「上司からの指導がない」、「雑用が多い」など
続いて、同社が「どのような点で、職場が『ゆるい』と感じるか」を尋ねたところ、「上司からの指導がない」(53.8%)が最も多かった。以下、「雑用が多い」(34.2%)、「責任ある仕事を任されない」(32.5%)と続いた。上司との関わりや業務内容に関して「ゆるさ」を感じている20代が多いようだ。