中途採用実施企業の約6割が「フリーターは採用対象者に入る」と回答
中途採用を行っている企業では、フリーターを「採用対象者」として考えているのだろうか。はじめにレバレジーズが、中途採用において「フリーターは採用対象者に入るか」と尋ねた。すると、「採用対象者として考えている」が65%、「採用対象者として考えたことはない」が23.7%、「以前は採用対象者として見ていたが、現在は対象者として見ていない」が11.3%だった。6割以上の企業では、フリーターを「採用対象者として考えている」ことがわかった。フリーターを採用対象者と考えている企業の約8割が「正社員」として採用
続いて、「フリーターは採用対象者に入る」と回答した人に対し、同社が「正社員の中途採用でフリーターを採用しているか」を質問した。その結果、「採用している」が66.4%、「以前は採用していたが、現在は採用していない」が18.3%、「採用実績はない」が15.3%となった。「フリーターを正社員として中途採用したことがある」とする企業は8割にのぼった。現在フリーターを中途採用していない理由は「採用ボリュームの縮小」など
また、「過去にフリーターを採用したことがあるが、現在は採用を実施していない」とした回答者に対し、「その理由」を同社が尋ねた。すると、「新型コロナウイルスの影響により採用人数を絞っているから」と「短期離職が多かったから」がともに38.2%で最多だった。以下、「早急に採用する必要がない」が29.4%、「採用条件や基準に変更があった」が26.5%と続いた。この結果から同社は、「採用ボリュームが縮小するとフリーターの採用を中止する企業があるほか、過去に採用したフリーターの短期離職の多さから、現在は中止している企業も見受けられる」とコメントしている。