20代は「パーパスを制定する企業」にどのような印象を持っているのか
企業の事業目的や存在意義などを示す「パーパス」を制定する企業について、20代はどのような印象を持っているのだろうか。はじめに、学情は「パーパスを制定する企業に持つ印象」について尋ねた。すると、「好感が持てる」が27.2%、「どちらかと言えば好感が持てる」が36%で、合計63.2%だった。6割以上の20代が、パーパスを制定する企業に対して好感を持っていることがわかった。
6割以上が、転職活動において企業のパーパスを知ると「志望度が上がる」と回答
次に、同社は「転職活動において、企業のパーパスを知ると志望度が上がるか」を質問した。その結果、「上がる」が24.3%、「どちらかと言えば上がる」が39.7%で、合計64%となった。「志望度が上がる理由」についてのフリーコメントからは、「仕事を通して、どのように社会貢献できるかがイメージできる」や、「自分のやりたいことや貢献したいことと合致しているか、入社前に擦り合わせることができる」などの声があがった。同社は、「パーパスを通して、会社の軸や方向性を知ろうとしているのではないか」と推察している。
転職活動において「企業のパーパス」を意識している人は約半数に
続いて、同社は「転職活動において、『パーパス』や『企業がどのように社会に貢献しようとしているか』を意識するか」を尋ねた。すると、「意識する」が17.6%、「どちらかと言えば意識する」が30.9%で、合計48.5%だった。「意識する理由」についてのフリーコメントには、「社会的な責任を果たしている企業で働きたい」、「“自分が目指したい姿”と、“会社の方向性”が合致している企業で働きたい」といった回答があった。