7割が企業の対応で「志望度が上がった経験を持つ」、トップにランクインした理由は?
就活を行う22年卒の学生は、接点のあった企業の対応をどのように見ているのだろうか。同社が「就活中、企業の採用選考時の対応で志望度が上がった経験はあるか」を尋ねたところ、「ある」は74.4%、「ない」は25.6%だった。7割以上が、企業の対応が志望度に影響を与えたと感じていることが明らかとなった。
他に寄せられたフリーコメントでは、「日程などを伝えるメールが丁寧だった」や「私のどんなところに活躍の見込みがあるかを伝えてくれた」などがあった。
企業の対応で「志望度が下がった経験がある」のは半数以上
次に同社は、「就活中、企業の採用選考時の対応で志望度が下がった経験はあるか」を聞いている。その結果、「ある」は56.2%、「ない」は43.8%となり、「企業の対応によって志望度が下がった経験がある」という学生は半数を占めた。フリーコメントでは、「面接官がエントリーシートすら読んでいなかった」や「面接の合否の連絡が遅く、その前に内定をもらった会社に決めてしまった」などの声も聞かれた。中には「圧迫面接だった」や「面接での回答を笑われた」といったものもあり、いわゆる「圧迫面接」を行う企業の実態がうかがえた。
学生が企業に求めることのトップとは?
最後に、「学生への対応について、企業に大事にしてほしいこと」を同社が尋ねた結果を紹介する。トップは「対等に扱ってほしい」が19.7%となり、以降「連絡を早くしてほしい、または『連絡しない』のはやめてほしい」が16.9%、「学生一人ひとりに興味・関心を持ってほしい」が16.3%と続いた。フリーコメントでは、「企業が学生を選ぶのと同様に、学生も企業を選ぶ権利があるということを自覚してほしい」や「一人ひとりの個性を見てほしい」などの声があった。