ベッドタウンエリアでのリモートワーク需要に対応する、多目的に利用可能なスペースを提供
新型コロナウイルス感染症拡大以降、中小企業経営にもWithコロナ/Afterコロナに対応した、ニューノーマルな業務運営が求められている。また、リモートワークが浸透する状況下では「事業所維持費等の負担軽減と適正化」が経営課題のひとつとなっている。さらに、自宅外で集中して仕事を行ったり、新たなビジネスを生み出したりするための交流スペースの需要も増加しており、シェアオフィスも近年増加傾向にある。しかし、都心へのアクセスがよく、ベッドタウンとしても人気の相模川以西エリアにおいては、100名以上を収容できる会議室が少なく、需要の増加に対応しきれていない状況だった。
そこで、NTT東日本はスペースマーケットとの業務提携にて展開する「スペースマーケットWORK Plus」を、平塚駅前にオープンさせることを決定。平塚駅徒歩1分に位置するビルをリノベーションし、新たなシェアスペースを開業した。本スペースは、「快適なワークスペース」、「高速Wi-Fiによる安定した通信環境」、「WEB完結の申込・支払い」、「自分のスマホで施錠・開錠が可能」を特徴としており、コロナ禍における新たなニーズにも対応している。
同社は、本スペースのオープンによって湘南平塚エリアにおける中小企業・個人事業主の事業運営を支えるとともに、多様な働き方を支えるワークスペースを目指すとしている。
コロナ禍で人々の働き方に対する意識が多様化し、「在宅」以上「オフィス」未満の環境でリモートワークを行いたいという、新たな需要が増加している。社員が安心かつ柔軟に働ける選択肢のひとつとして、新たなワークスペースの活用を検討してみてもよいかもしれない。